
プレゼントにおすすめ
かなばフラワーと花瓶のセット
母の日、お誕生日、記念日の贈り物などに選ばれる方が多い、かなばフラワー(季節のお花)とドイリーベースSサイズをセットにしてご紹介いたします。
かなばフラワーは季節限定カラーを施した小さなお花の3本セットで、華やかな赤い色はハレの日などの贈り物にぴったりです。3本一緒に飾ってボリュームを持たせてもいいですし、1本ずつ分けておうちの中を彩っても素敵。リビング、キッチン、寝室、玄関、デスクの上など、生花と違って香りや日当たりに気を使わなくてよく、針金でできている茎を折り曲げれば好きな長さにアレンジが可能なため、飾る場所や花器に悩むこともなく好きな場所に連れて行きたくなります。またペットや小さなお子さんがいらっしゃると、水の入った花瓶は敬遠しがちですが、その点でも安心です。

透かし模様を装飾した小さな敷物をイメージして作られたドイリー(doily)の花瓶。セミマットの温かな陶肌にふわりと浮かびあがるレース模様が表情豊かでどこかアンティークのような趣も。釉薬のかかり具合でひとつひとつ模様の浮かび上がりに個性があり、画一化されたデザインではなくクラフト感が備わっているところにも惹かれます。すっとした高さと口がすぼまったカタチをしているため、どのような花もバランスよく飾ることができます。かなばフラワーだけでなく季節のお花を1本~3本、ドライフラワーなどもよく似合います。詳しい商品紹介は各商品ページでご覧いただけます。
セット内容 |
木のお花 かなばフラワー 季節のお花ミニ 三輪 / 土佐草木花 ×1 ドイリー ベース S / doily ×1 |
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プロキッチンスタッフより
ご購入前にお読みください
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木のお花 かなばフラワー 季節のお花ミニ 三輪 / 土佐草木花について
- 商品は完全手作業で制作しております。また、天然木の為、お届けする商品によって色味、サイズ等に個体差がございます。手仕事の表情として捉えていただければ幸いです。
- 商品写真は、撮影時の照明やご使用のパソコンのモニターにより多少異なる場合ございますので予めご了承下さい。
ドイリー ベース S / doilyについて - 釉薬のかかり方、柄の濃淡、色ムラ、パターンの繋ぎ目は製造工程上のものとなりますので、風合いとしてお楽しみください。また、こちらは交換・返品の対象にはなりません。
- 商品写真は、撮影時の照明やご使用のパソコンのモニターにより多少異なる場合ございますので予めご了承下さい。
土佐草木花について
バイヤーが高知県の展示会で初めて見てその可愛らしさとモノづくりのコンセプトに惹かれた、土佐草木花のかなばフラワー。高知県と東京を拠点に、自然と調和した新しいライフスタイルの提案や環境に配慮した作品づくりをしているアトリエ・土佐草木花が作るかなばフラワーは、これまで廃棄されてきた「かんな屑」をアップサイクルしてつくられた木のお花です。2016年から開催されているWOODコレクション(モクコレ)のオープニングセレモニーで胸章として付けられたり、様々なイベントで展示されたりと注目を集めています。
「かなばフラワー」とは
初めて耳にする方も多いと思われる、「かなば」という言葉。林業が盛んな高知県では木製品を扱う工場が多く、良質な木材を加工するときに出るかんな屑のことを「かなば」と呼ぶそう。かなばは薄くそれでいて色味がとても美しいため、このかなばを利用してコサージュを作ってみたら面白いのでは?とのヒラメキから、かなばフラワーは誕生しました。
メインとして使用するヒノキや杉の白木のかなばは色合いも香りも素晴らしく、生花とは一味も二味も異なるかなばならではの趣を楽しめます。暮らしの側に置いてインテリアのワンポイントにしてみたり、ハレの日を祝い彩るアイテムとしても素敵。
土佐草木花ではかなばの個性を引き出しながら一つずつ手作業で仕立てて、パーツの作成には福祉作業所の方も関わっているとのこと。かなばを組み合わせ花のカタチに整えたら、そこに植物から作られるかなばと相性の良い土佐和紙を貼り合わせる。定番のお花から季節限定のカラーを施したお花まで色とりどりのお花を製作しています。

世界にひとつだけの一点もの
それぞれの樹種のかなばにも特徴あります。ヒノキは白色のフォーマルな色合い、スギは木目がはっきりした綺麗な茶色、ケヤキは色味のアクセントになる黄色、と言った具合。また、木工所や建具屋から出るかなばはその時々によって厚さも長さも木目も異なります。一期一会で手元に集まってきたかなばを組み合わせて作るかなばフラワーは、自然の花がひとつとして同じものがないように、1点ずつに表情があり個性に溢れているのです。
生花と大きく違うところは終わりがないということ。枯れることがなく丁寧に扱えば美しさを保ちながら永遠にそこで咲き続けます。そのため、誕生日や結婚のプレゼントとして購入される方も多いそう。さらに木のアイテムらしい経年変化によって木の色合いが少しずつ濃くなっていき風合いが増していくため、かなばフラワーを目にするたびに時の流れのストーリーが蘇ってくるはずです。

木育とアップサイクル
土佐草木花では「こうち木育ねっと。」という活動を通して、地元の木材や「かなば」を使って、親子一緒に時計づくりやフラワーアレンジメントなどをするワークショップを開催しています。楽しみながら「普段の暮らしに木を取り入れる」木育に興味を持ち、木の文化や大切さを知ることで、自然と木を大切にする気持ちが芽生えてくると考えています。かなばフラワーにも木を大切にしたい、という想いが込められていて、使用する木材は作品を作るために削っているわけではなく、100%廃棄されるものをアップサイクルしています。地元の木工所や建具屋の方も「こんなにきれいなかなばをただ捨てるのはもったいない。きれいな花に生まれ変わるならどうぞ使ってください」と快く提供してくださっているそう。
かなばや木育への想いから生まれた地元の“共感の輪”は、さまざまな広がりを見せています。土佐草木花代表の辻ゆかさんは「木工所で捨てられるはずだった「かなば」は、私たちにとって大切なものとなり、花に生まれ変わっては地元のセレモニーなどで人々に笑顔を咲かせます。大規模なセレモニーが開かれる度、花をつくるために障がいを持った方々の雇用が生まれ、そうしてつくられた花々は、手にした人々に木育の種を蒔くことでしょう」と語っています。
これまで土佐草木花ではワークショップや受注製作、フラワーボックスなどのセット商品のみを手掛けており、オンラインストアでの販売は控えてこられていましたが、展示会でプロキッチンの思いを伝えたところ、土佐草木花でもより多くの方に身近に置いてほしい、かなばフラワーを知って欲しいとの思いが重なり、一輪で飾れるお花の製作にチャレンジしてくださいました。
アップサイクルできる量はその時々によって変わるため、当店ではプロキッチン本店のみの限定販売とさせていただきます。一つ一つの点が線で結ばれ、アップサイクルの循環が生まれた「かなばフラワー」が、日本の木材利用やアップサイクルを牽引していくための象徴となるお手伝いができたら嬉しく思います。
香りでも楽しめる癒しのフラワー
生花を飾るのにリスキーな場所ってありますよね。水をこぼしたら大変な場所。そんな場所に、天然木のかんなくずでできた「かなばフラワー」がぴったりきました。そして、私はアロマオイルを垂らして香りも楽しんでます。玄関には森林系の香りで帰宅時にほっとしますし、寝室にはラベンダーでリラックス。トイレにも芳香剤ではなくアロマのふんわりした香りが落ち着きます(笑)オイルでお花の色が変わってしまうこともあるかも?ですが、私は今のところ大丈夫ですよ。香りと目で癒されてください。
小林