おいしくお酒を飲もう第2弾です。前回の撮影終了後、後片付けをしながら「次はワインもいいねー」なんて話していたところ、思っていた以上に早く2回目がやってきました。それもこれも、シュピゲラウやリーデルのお取り扱いがスタートしたし、ボジョレーの季節だし、これはワインを味わいながらじっくり語り合わなくちゃ!ってことで前回同様、家飲み上手なスタッフ三木と千秋が、ワイングラスの選び方から自宅で簡単美味しく作れるおつまみレシピをご紹介。たっぷり飲んで、たっぷり食べて、たっぷりおしゃべり。今回もゆる~くお付き合いください。
ボジョレーを楽しみたい
秋のおつまみ4品
さて、今回もある意味メインのめちゃウマおつまみ作りから。夏の家飲みで作ったおつまみは、はじめてのプレッシャーからか!?少々張り切りすぎて、レストランっぽいメニューになってしまった反省から、今回はワインに合う、素材で勝負のシンプルメニューに。でもそこは料理上手のふたり。こだわりの調味料を持ち込み、味付けにはかなりこだわった様子です。器選びも普段愛用しているものを使い、盛り付け方に一工夫を。明るい色味や軽やかな素材のものを選んで、家飲みのカジュアル感を取り入れました。
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アンチョビバターのチーズフォンデュ
料理担当:千秋
解けるチーズにコンスターチをまぶしておいたものを、白ワインを沸かした小鍋に入れトロトロに混ぜ合わせたら器に入れる。そこへ、アンチョビとバターをバターウォーマーに入れて良い香りがたつまで加熱したものを注いでおしまい。
KINTOのティーウォーマーとkaicoのmaru Sは合わせるとピッタリサイズ!!(セット販売したくなる)ティーウォーマーでいつまでも適度に熱々。そして、kaicoは可愛い。
冬が旬の野菜たちのゆず風味のカルパッチョ
料理担当:三木
冬野菜はそれぞれ歯ごたえを残してほんのり塩味に下茹でし、最後にマイクロプレインでゆずの皮をガリガリ削って振りかければ完成!それぞれの野菜の歯ごたえを感じられる硬さに茹でるのがポイント。シャキシャキこりこりさっぱりとおいしいですよ!
カサゲントのオーバルに盛り付けると適当にランダムに並べた野菜たちも様になります。結局欲張ってぎちぎちに盛り付けちゃいました。苦笑
たっぷりパルミジャーノ&お野菜添えのタリアータ
料理担当:三木
あらかじめお肉に塩をしてオリーブオイルで1時間ほどマリネをしておくと程よくした味もつきつつ焼いた後もしっとり。バルサミコ酢と赤ワイン、チョッピリお醤油で風味付けしたソースをたらりと回しかければ最高のワインのお供に!!
SAKUZANの新色チョコレートの26cmに盛り付けてみたらあらステキ。こちらはがっつり盛りたいという気持ちを抑えて余白を楽しんで・・・
手割りポテトのトリュフ風味
料理担当:千秋
熱々に蒸したじゃがいもをザックリと一口大に手で割り、表面がカリッとするまでゆっくり揚げます。最後はトリュフ塩をふって召し上がれ。
温かみのある木のプレートに熱々ポテトをのせてサーブすれば身も心もほっこり。
それじゃあお酒をつごうか!!
ワインをつぐ前に、グラスについてお勉強しましょう。ワイングラスは大きく分けると赤ワイン、白ワイン、シャンパーニュグラスの3種類に分けられ、さらにワインの種類によってグラスの形状が異なります。当店ではリーデルの赤ワイン用のグラスとして「カベルネ・ソーヴィニヨン/メルロ(ボルドー)」と「ピノ・ノワール/ブルゴーニュ」の2種類をご紹介していますが、まずは銘柄に併せてグラスを選ぶのが基本となります。あとは「渋み」、「熟成具合(若い、長期熟成)」によってボルドーorピノでグラスを選ぶと良いと思います(ラベルの表示に合わせてグラスを選んでもOKです)。白ワインは辛口タイプとまろやかタイプに分けることができ、白ワインでも熟成されたまろやかなタイプは、丸みのあるボウルのグラスを使うとより美味しくいただけます。
ボジョレーヌーボーはフレッシュなワインのため、常温で飲むのが美味しいとされる赤ワインも、冷蔵庫で少し冷やして飲んだ方が美味しくいただけます。そう!白ワインと同じような飲み方が楽しめるのです。香りもやや弱いから、適温のまま飲み切れる小さな形の白ワイングラスもおすすめですよ。今回はまだ解禁前のためボジョレーに近い軽めの赤ワインとシードル、黒ビールとクラフトビールを用意しました。
- わたしは赤ワインからいこうかな。
赤ワインのボウルが大きいのは香りを楽しむためなんですよね。
昔はグラスが大きいから、
大きいだけ飲めるじゃんと思ってたけど、
実は半分くらいまで注いで香りを楽しむものだったみたい。
そのための膨らみだった笑。
- わたしは黒ビールにしよう。
すごーい、泡がもこもこ立って美味しそう。
お、一缶全部入った!
- では、かんぱーい。
今回もモリモリおつまみ作ったね。
どれだけ食べるんだって感じ。
- でも、家飲みの充実感を高めるのはおつまみだもん、
いいよいいよ。
カイボイスンのカトラリーってやっぱりいいな。
使い心地が安定してる。
- 学生の頃は、カトラリーはあればいいやと思って
バラバラ集めてたけど、
こうやって揃っているといいな。
- 上品だし、いい。
- じゃあ、わたしが作ったチーズフォンデュから食べて見て。
パンにフォークを刺すときは皮側から刺すと良いんだよ。
柔らかい方からフォークを入れるとチーズの中に落ちちゃうの。
- めっちゃ美味しそう。
とろーっと伸びるチーズ〜、わ~、わ~。
フォほほほ、こりゃ美味しいー。
- 味はどう?
この塩気がお酒に合うでしょ。
- いい感じ。
ビールとも合うし、赤ワインも進んじゃって飲みすぎちゃいそう。
このフォンデュソースには何が入ってるの?
- アンチョビバターとチーズを合わせたの。
カイコのSサイズをキントーのティーウォーマーに
載せたんだけど、これすごくない?ぴったりなの。
- まるで、はじめからセットで使うように作られてるみたい!
ホーローは直火にかけられるから
ティーウォーマーに載せても安心だし、
お客様にもセットで提案できそう。
ちょっとオーのグラスにワインを注いでみようかな。
- カベルネのグラスは持ちやすーい。
はじめ、どういう風に持ったらいいのかわからなかったけど
手の小さなわたしでも持ちやすいね。
- オークドシャルドネは想像以上に大きい!
キャンドルを灯しながらブランデーを飲むと
ムード満点なグラスだね笑。
でもいっぱい入ってるとちょっと飲むのが不安になりそう。
- ステムがないから、
酔っ払っちゃってカタンと倒す心配がないのいい。
存分に酔える笑
- わかるー。
ひとり暮らしのわたしは、
収納スペースの高さを気にしないで良いのが助かるな。。
- バゲットを入れたイイホシさんの器、
アースカラーで素敵。
秋っぽい色が今の季節にぴったり。
- 取り皿に使っているイデアコも軽く飲むときにいい感じ。
色味を合わせると違和感ないし、
アットホームな家飲みにおすすめしたい。
- 冬野菜のカルパッチョだよ。
召し上がれ~。
- ごぼうとレンコンとこれは?
- ロマネスコ。
食材は冬野菜縛りでチョイスしました。
- わー、野菜の香りと柚子の香りかな?
ダイレクトに鼻から抜けていく~。
- ゆずの皮をガリガリっと削って
ゆず風味のカルパッチョにしてみました。
これはクラフトビールといいコンビ。
食物繊維がたっぷりでメインの肉料理と
ポテトの罪悪感を消してくれます。
フォークがあるのに、わたし箸でそのまま食べてる笑。
- いいじゃない。
家飲みなら箸を用意して食べるのもあり。
気軽さが大切だもん。このソースは?
- ホワイトバルサミコとオリーブオイルと塩胡椒を
混ぜたソースを食べる直前にとろっとかける!
オリーブオイルは少しいいものを使うとめっちゃ美味しくなるよ。
- それにしてもキントー、一個のキャンドルで頑張ってる。
ちょうどいい温度をキープしてくれてて、
ティーウォーマー欲しくなったな。
- 普通に
お茶を温めるときにもいいよ。
- 今日のメインディッシュ、
タリアータとポテトとでーす。
簡単ゴージャス美味しいの三拍子メニュー!
- パチパチ。
タリアータは、ほぼ生でタタキみたいな仕上がりなの。
千秋さんの好みに合わせて繊維質で赤身が多いけど
程よくサシが入ってるザブトンで作ったみました。どう?
- さすがこだわりの三木!
素材を生かせるかどうかも腕次第!
肉に愛情かけてるのがわかるよ。
食材も料理人もポテンシャルが高い。
お肉自体もすごく美味しいし、熱の入り加減も絶妙ー。
美味しすぎて箸を止めるタイミングがわからない・・・。
このチーズも美味しいでしょ。
コストコで買ったんだけど、個別包装だから悪くなりにくくて、
お腹が空いたらそのままパクパク。
削らなくてもいいし、食べきれなかったら冷凍もしておけるの。
- うん、美味しいー。
チーズだけでも立派なおつまみだね。
揚げたてカリカリのポテトも誰かストップかけてくれないと
モグモグが止まらない。このお塩美味しい〜。
- トリュフ塩なんだよ。
ずっとリピ買いしてるお気に入り。
- こってり系のポテトにはシードルが合うね。
爽やかな炭酸のパチパチが口の中をさっぱりと洗い流してくれて、
次の一口がより美味しく感じる。
この魔の組み合わせ、
食べ過ぎちゃう問題があるけど、まーいっか。
- そうそう。家飲みはそれが許される。
はぁ〜タリアータと赤ワイン、
もう口の中が美味しすぎるよー・・・・
おつまみトークが止まらないけど、
お酒に合わせてグラスを選ぶと、
お酒が美味しくなるだけでなく、
おつまみも格段に底上げされてる気がするね。
- 今秋の家飲みはグラス選びにこだわって、
至福の時間を過ごして欲しいです。
最後に
美食の秋。ボジョレーの秋。家飲みの秋!美味しいお酒とおつまみをいつもよりちょっと贅沢に楽しむにはグラス選びがポイントです。黒ビールやクラフトビール にはシュピゲラウのビールグラス。ワインやスパークリングワインにはリーデルのワイングラスを。普段あまりお酒を飲まない方やダイエッターの味方、ノンアルコールビールもシュピゲラウのグラスに注げば、気分が盛り上がりほろ酔い気分になっちゃいそう。コップ飲みは一旦卒業して、新しい家飲みの扉をあけてみてくださいね。
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